大阪体育大学の令和5年度(来春)採用の公立学校教員採用試験合格者(延べ)が、11月2日時点で前年度を6名上回る69名に達しました。
うち、教育学部は前年度比7名増の58名で、2年連続で過去最多を更新しました。
平成27(2015)年4月に開設された教育学部はこれまで1期生が44名、2期生が41名、3期生が42名、昨年度は4期生が51名合格しています。
両学部を合わせた校種別では、小学校44名、小?中学校3名、中学校7名、高等学校2名、特別支援学校12名。
自治体別では、大阪府11名、大阪市7名をはじめ関西で計30名。鳥取県で9名、愛媛県、高知県、北九州市で各3名が合格するなど合格者は北海道から長崎県に及んでいます。
合格者は今後、補欠合格などでさらに増える可能性があります。
また、既卒者も高校を含む各校種に多数が合格しており、例年、100名以上が合格しています。
清水俊彦教職支援センター長の話
令和5年度教員採用試験では、両学部とも意識が高い学生が多かった印象があります。教員の熱心な指導と学生の気持ちがかみ合った結果が69名の合格につながったと思います。本学では、大規模校とは違って1人1人の学生と接する時間や頻度が多いのが特徴で、面接練習ではノウハウやテクニックを伝えるだけではなく、筆記試験の準備の進捗状況や不安に思っていることなどを何でも相談してもらっており、その点も結果につながっているのではないかと考えています。
植木章三教育学部長の話
令和5年度教員採用試験について、教育学部では、受験5期目で過去最多の延べ58名の合格者を出すことができました。合格率(受験者に対する合格者の割合)は47?3%です。教育学部は、実践力のある教員養成を目的とした学部であり、まずは教員になるための関門である教員採用試験に、多くの学生が現役でパスしてくれたことを大変嬉しく思っています。これもひとえに、教員採用試験対策にご尽力をいただいた先生方や教職支援センター職員の皆様のお力添えがあって、受験者も集中して試験勉強に打ち込むことができた成果だと思います。この結果を聞いて、来年受験を控える後輩達も「自分も合格するぞ!」という強い決意を抱くことを期待しています。
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